またブレゲの伝統的な形式であるコインエッジも外せないポイントです。
皆様もご存じのように、ブレゲは世界5大時計メーカーの一翼を担うウォッチメゾンです。
そんなブレゲの腕時計の中でも特に人気を得ているのが、今回ご紹介する「マリーン」です。
現在、三代目が製造されている「マリーンシリーズ」ですが、こちらの「5827BR/Z2/5ZU」は2018年に製造を終了した第二世代のモデルになります。
第二世代のマリーンシリーズはブレゲの伝統的な技術とスポーティーな部分を併せ持った世代で、その人気は生産中止から5年以上経った現在でも高いものとなっています。
マリーンⅡに施されたギョーシェ彫りは海の波の動きを表現したヴァーグと呼ばれる装飾で、文字盤を美しく魅せるという役割だけでなく光の反射によって視認性が低下してしまうリスクの軽減にも一役買っています。
関連リンク:https://www.youtube.com/watch?v=75gdsawSTiY
またブレゲの伝統的な形式であるコインエッジも外せないポイントです。
コインエッジは冷間鍛造といわれる、材料に熱を加えず 常温のまま圧力を加えて加工する作業を経て、専用の機器を使い手作業で刻みこまれます。
それぞれのパーツに波をイメージさせるような装飾があり、非常に印象的ですが、特に圧巻なのはスケルトンバックからのぞくムーブメントです。
搭載されているキャリバーは自社製造の「Cal.583Q/1」でリセットボタンの操作で連続的に新しい計測を可能とするフライバック・クロノグラフを搭載しています。
クロノグラフ秒針と同軸の分針による60分積算表示など使い勝手を考えた非常に凝った仕様となっています。
ブレゲならではの伝統的な技術に現代的なデザインが組み合わせられた素晴らしい腕時計です。
0コメント