約55年前の名機45GSが、最新の技術と細心の配慮で蘇りましたね。

約55年前の名機45GSが、最新の技術と細心の配慮で蘇りましたね。

読者の皆様もご存知のことと存じますが、グランドセイコーは2017年にセイコーから独立。海外展開を積極的に行うと共に、高級路線の道を歩み始めます。

そのタイミングを境に、トリプルロゴは消失してしまったのですが、本作SLGW004&SLGW005の12時位置には“控えめかつ大胆”にSEIKOロゴが君臨しています。久しぶりにトリプルロゴの新作を見たのですが、古くて新しい雰囲気が最高ですね。

今では立派に独り立ちしたグランドセイコーブランドから、セイコーウォッチの最高級手巻きメカニカルウォッチ(しかも10振動!)が出るという贅沢さは、何ものにも代えがたいものがあります。

この興奮そのままに、ダイヤルの魅力を饒舌に語りたいところですが、まずは45GSの歴史とグランドセイコー過去作(ダブルネーム&ロゴマークありについて先に解説致します。

手っ取り早く、本作SLGW004&SLGW005の魅力を知りたい方はこちらへ⇒「SLGW004&SLGW005のダイヤル」へ

45GSの歴史、44GSとの違い

1967年当時、5振動の手巻時計として最高クラスの精度を実現した44GS。第二精工舎が製造した初のグランドセイコーは、今ではお馴染みの「ザラツ研磨」で歪みなく磨き上げられており、日本特有の美意識を反映した「燦然と輝く腕時計」を実現しました。製造期間わずか2年の短さでしたが、独自のデザイン文法「セイコースタイル」を確立した功績は計り知れないものがあります。

関連リンク:https://jkdfkopi.nikki.cmaker.jp/

名前の由来は、ムーブメントの頭文字(例:44GSは手巻きCal.4420Bを搭載)を取ったもので、諏訪精工舎・第二精工舎問わず、同じ法則でモデル名を決めています。

似たような名前も多く、少し紛らわしい部分があるため、1960年代のグランドセイコー有名モデルを略歴形式でご紹介します。第二精工舎(亀戸工場)の歴史をおさらいしたい方は、『キングセイコー2023年新作SDKS013記事』をご覧ください。

グランドセイコー セルフデーター(57GS)・・・1964年誕生、キャリバー5722(※初期はキャリバー430)搭載、諏訪精工舎製。グランドセイコー第二世代で“グランドセイコーセカンド”とも呼ばれる。『恒久的な使いやすさを備えてこそ真の高級ウオッチ』のコンセプトの元、日付表示機能(セルフデーター)を加え、防水性能を3気圧→5気圧防水へ向上



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